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えせ同和行為にご注意ください

印刷用ページを表示する更新日:2013年6月17日更新

えせ同和行為とは

 「えせ同和行為」とは、「同和問題はこわい・避けたほうが良い」という誤った意識につけ込み、同和問題を口実にして、会社・個人や官公署などに、高額図書等の購入、寄附金・賛助金、下請けへの参加などを要求したりする行為のことです。
 えせ同和行為は、差別を助長する行為であり、差別意識の解消に向けた教育や啓発の効果を覆し、同和問題の解決に真剣に取り組んでいる者や同和関係者に対する住民のイメージを著しく損ねるものであります。

えせ同和行為にはどのように対処したらよいか

 不当な要求に対しては、毅然とした態度で臨み、つけ入るすきを与えないことが肝要です。
 えせ同和行為排除の目的は、当該違法・不当な行為の排除と同時に、新たな差別意識の発生を防止し、同和問題を解決するところにあります。
 真に差別のない平和で住みよい社会の実現のため、市民一人ひとりが責任と勇気を持ってえせ同和行為の排除のために取り組むことが必要です。

基本的な態度

 安易な妥協をせず、毅然とした態度で対応すること。
 窓口担当者に対応を任せきりにしてしまうのではなく、組織全体の問題として対応すること。
 日頃から、同和問題への理解を深め、自己啓発に努めること。

具体的な対応

 訪問または電話での要求に対して、相手の氏名、団体、電話番号等を確認し、内容を記録または録音しておくこと。
 図書等が送りつけられた場合は、開封せずに、購入する意思がないことを記した文書をつけて送り返すこと。

万一、えせ同和行為を受けた場合は、下記に添付しております「えせ同和行為等報告書」にて人権課までご報告ください。