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ごぶしょのにわとり石

印刷用ページを表示する更新日:1999年4月27日更新
むかし むかし,讃岐の国に さるりょうさんという 王さまが いました。

 ある日,瀬戸内海に まものが出るというので,船で あちらこちらを さがしましたが,なかなか 見つかりません。

 夜になりました。
つかれたので,王さまは,しょうつうじ山の はまべに 船をつけて ひとねむりして おりました

 すると,まものたちが すがたを あらわして あばれ出しました。

 そのときです。
「コケコッコー」
 とつぜん,にわとりが 鳴きはじめました。

 まものは,あわてましたが かくれることも できません。

 目をさました 王さまと けらいは,とうとう まものを 見つけて,たいじして しまいました。

 王さまは,にわとりのことを 村の 人に 聞きましたが だれも しりません。

兵士とにわとり石

 ひょっと 見ると 鳴き声のした あたりに,にわとりの 形をした 石が,二つ ならんで いました。

きっと,これが にわとりに なって,鳴いたのだろうと 思いました。
「にわとり 石」と 名まえを つけました。