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塩業資料館

コスモス
印刷用ページを表示する 掲載日:2016年4月8日更新

坂出市塩業資料館の写真
私たちの生活に欠かせない塩。その塩づくりには人間の知恵と工夫と努力の跡が見えます。それはまさに人間の歴史と文化の結晶です。

坂出市は,塩作りにより発展してきました。その塩作りの歴史・文献などを保存,展示しています。どうぞ,塩田製塩時代の坂出の塩づくりを楽しんでください。

利用案内

所在地

塩業資料館案内図

〒762-0015 
坂出市大屋冨町1777-12

入場料

大人 200円
高校・大学生 150円
中学生以下 無料
障がい者 無料
市内在住の70歳以上のかた 無料

割引
20名以上の団体は2割引

開館時間

午前9時~午後5時

休館日

毎週月曜日(祝日の場合は翌日),祝日の翌日,年末年始 (12月28日~1月4日)

展示物

岩塩でできた地球儀館内は3つのゾーンにわかれ,古代土器製塩技術から入浜式塩田までの塩作りがどのように行われていたかを,実際の道具を展示して説明しています。

また,入り浜式から流下式,そして現在のイオン交換膜式へと移り変わった塩業の歩みを,模型や写真,ワイドビジョンシアターを使ってわかりやすく説明しています。

ロビーを入ると,まず「岩塩でできた地球儀」が,迎えてくれます。

ゾーン1「讃岐の塩づくり」

香川県は,かつて坂出を中心に広大な塩田が開発されました。
館内の展示物写真

塩は,砂糖・綿と並んで”讃岐三白”のひとつに数えられ,坂出市は全国でも有数の塩生産地として,その名を知られるようになりました。

ここでは古代からの,主な塩づくり方法を見ることができます。

ごく初期の土器製塩の頃の出土片からはじまって,入浜式塩田がどのように行われていたかを多数の道具とリアルな模型で見せるゾーン。

塩田の仕事は朝4時ごろから始まる。一日の作業で,休憩をはさみながら日暮れまで続く,相当な重労働だったようです。

それは,”浜人の一升飯”と呼ばれるほどで,いかに体を張っていたかを物語ります。

まず朝浜(浜曳き・撒潮・穴掘り)があって,昼までに浜の見回りと手入れ・塩込みをします。

午後からは持ち浜準備(おから切り・浜曳き)持ち浜(入鍬・おろし・かん水採取),そして,後仕事(浜曳き・撒潮・藻垂とり・かん水汲み上げ)を終える繰り返しです。

過酷な労働ですが,それでも塩の好況で塩田は活気づき,笑い声や歌が浜からよく聞こえたといわれています。

ゾーン2「塩づくりのいろいろ」

時代の移り変わりとともに,製塩方法も進歩してきました。入浜式から流下式,そして現在のイオン交換膜式へと変化しました。それは,製塩技術の発展の足跡にほかならないでしょう。

このゾーンではそれぞれの仕組みを,精巧な模型で見ることができます。

館内の様子久米栄左衛門が開いた塩田をきっかけとして,香川県では全国の塩の3分の1を生産するほどになりましたが,昭和30年代になって労力10分の1,生産量2倍という流下式塩田(枝条架を併設)が導入されました。

しかし,この画期的な塩田もわずか15年でその歴史に幕を閉じ,代わってイオン交換膜を用いてかん水をとる現代の方法が開発されました。

その後製塩技術の発達とひきかえに広大な塩田はしだいに工業用地や住宅に姿を変えていきましたが,そうした歴史を忘れてはならないと思います。

ゾーン3「塩とくらし」

塩は,私たちの生活には,なくてはならないものです。
私たちの祖先は,昔から塩の効用に着目し,さまざまな使い方で,この塩を活用してきました。

そして,現在の生産技術の進歩に伴い,塩の利用範囲は,ますます広がりつつあります。

塩が暮らしの中でどのように使われているのか,ごらんください。

館内の様子現在,日本で年間に使われる塩は,約938万tです。 いったいどのようなところに使われているのでしょうか?

実は家庭で消費されるのは,わずか3.5%で,ほとんどの塩は工業に使われているのです。

塩は形を変えて暮らしの中に,幅広く利用されています。
世界各地でとれる塩には,思いもかけない色や形をしているものがあります。そんな塩についての不思議発見を実物や模型,映像,クイズ等を通してみることができます。

きっと誰にもアッと驚く発見があるはずです。そのみずみずしい感動を持ち帰って,今日までとは違う目で,塩と親しくつきあってもらいたいと思います。