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bunbun1.「塩の実験講座ソル・ラボ~塩で固まる!?石けんづくり~」をレポート!

コスモス
印刷用ページを表示する 掲載日:2016年9月6日更新

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「塩の実験講座ソル・ラボ~塩で固まる!?石けんづくり~」をレポート!

みなさんは坂出が塩の町だったことをご存知でしょうか?
雨が多い日本では、古くから海水を利用した塩づくりが盛んでした。
坂出では、古くは弥生時代頃から製塩が行われていた痕跡が残っています。

7月23日土曜日、小学生親子20名を対象に、坂出と塩について学べる実験講座を開催しました。
今回のぶんぶんレポはそのときの模様をレポートしたいと思います。

会場は大屋冨町にある坂出市塩業資料館です。
塩業

講座を開始し、まずはじめは塩に関するクイズを出題しました。
人間の身体に含まれている塩はだいたい何グラム?坂出で行われていた塩づくりはどれ?など、学校でも自慢できる塩の豆知識を学びました。
スライド写真

次に、塩業資料館にあるシアタールームに集合。
今回は入浜式塩田について詳しく説明されている映像を視聴しました。

そして館内の説明。
坂出の塩づくりとして、藻塩焼きと入浜式塩田について説明しました。
奈良時代、坂出の沙弥島を訪れた柿本人麻呂は、「玉藻よし 讃岐の国は 国柄か」から始まる長歌を一首残しています。
「玉藻」とはホンダワラという海藻のことです。古くは塩づくりに使われていました。
「玉藻よし」というのは、「讃岐」の枕詞であり、当時は讃岐といえば「うどん」ではなく「玉藻」が有名であったということがわかります。
こどもたちは館内に展示されている土器を見ながら、いにしえの塩づくりに思いをはせている様子でした。

次に、久米通賢の銅像前に集合しました。

久米通賢前
久米通賢さんは、「この人がいなければ今の坂出の発展はなかった!」というほどすごーーーい人なのです。
お殿様に「坂出におおきな塩田をつくりませんか」と提案した話、お金が足りなくて自分のお金をたくさん使った話、久米通賢さん自身が率先して塩田づくりを手伝った話をしました。
ついに完成した塩田のおかげで、坂出にはたくさん人が働きに集まってきて、坂出の発展につながったそうです。
通賢さんに関する質問も飛び出しながら、みんな熱心に聞いてくれました。

その後は館内を自由に見学しました。
塩田で使われていた道具の体験コーナーでは、担い桶というかん水をくみ上げる道具を実際に持ち上げていました。
設置されている担い桶は約30kgもあり、一人ではなかなか持ち上がりませんが、なんと実物は倍以上の70kgほどの重さがあるそうなのです。

担い桶

他にも、大きな岩塩にびっくりしたり、きれいな塩の結晶に歓声を上げたりと、クイズや解説で出てきた内容をさらに詳しく学べていました。

休憩をはさんで、いよいよ実験に移ります。

まず最初は、飽和食塩水をつくります。
300mlの水が入ったコップに塩を少しずつ加えていきます。
最初のうちはは跡形もなくどんどん溶けてしまうので、塩は見えなくなります。
しかし、そのまま入れ続けるとコップの水に異変が。
底の方に、解けきらなかった食塩水が溜まってきます。
このときの液体の部分が飽和食塩水です。

飽和食塩水

今回使うのは上澄みの部分です。

次に、石けん水を用意します。
石けん水は、市販の液体せっけんか、もしくは固形せっけんをぬるま湯で溶かしたものを使います。

※ここで注意がひとつ。

このとき、液体せっけんは必ず「石けん」と「水」のみでできたものを選んでください。
その他の材料が入っていると固まらないことがあるのです。

石けん100mlをさきほどの食塩水とは別のコップに入れ、食紅(赤、青、黄)を加えて色づけします。
赤青黄色だけでなく、混ぜ合わせて新しい色に挑戦している方もいて、とってもカラフルで見るだけで楽しくなります。

カラー石けん水実験

そして、ここからが実験の肝です。
石けん水にゆっくりと食塩水を入れていきます。
緊張の一瞬です。

食塩水が石けん水に混ざった瞬間から、白っぽいかたまりのようなものが浮き上がってきます。

それまで透明だったのにかたまりになると白くなるなんて不思議ですね。

せっけん

浮いてきたものをすぐにコーヒーフィルターで濾しとります。

ぎゅーっとしぼります。

すかさず型に詰めます。

完成です。

型に詰める完成品

石けんと塩を使った、身近なものでできる実験なので、ぜひ挑戦していただきたいと思います。

その際にはぜひ、坂出の塩の歴史にも思いをはせてみてくださいね。

 (担当 文化振興係)