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腸管出血性大腸菌感染症に注意!

印刷用ページを表示更新日:2018年8月6日更新

 大腸菌は健康な人の大腸などにいて,通常は下痢などの症状を起こすことはありません。
 しかし,なかには下痢や腹痛などを起こすものがあり,特に強い病原性を示すものが病原性大腸菌です。

 病原性大腸菌のうち,O157,O26,O111などは,腸管内でベロ毒素という出血性下痢の原因となる毒素を産生するため,「腸管出血性大腸菌」とも呼ばれます。

 腸管出血性大腸菌感染症は,夏に多く,特に乳幼児や高齢者の発症が多いので注意しましょう!

 香川県感染症情報<外部リンク>

腸管出血性大腸菌の特徴

  • 感染力が非常に強い。
  • 長い潜伏期間(3~8日)
  • 強力なベロ毒素を産生し,腸の粘膜を破壊したり,溶血性尿毒症症候群(HUS)や脳症などを引き起こし,死に至ることがあります。

主な感染源と感染経路

 国内で原因食品と特定あるいは推定されたものには,生肉,井戸水,生野菜などがあり,これらを介して,口から感染します。

下痢や腹痛などの症状があれば早めに医療機関を受診しましょう。
腸管の運動を抑える働きの下痢止めや痛み止めの薬の中には,ベロ毒素を体外に排出されにくくするものがありますので,自分の判断で薬を服用せずに,医師の指示に従いましょう。

感染を防ぐには

食中毒予防の3原則 : 菌をつけない!増やさない!殺菌する! 

  • 食品は新鮮なものを購入し,冷蔵や冷凍が必要なものはすぐに保冷しましょう。
  • 腸管出血性大腸菌は熱に弱いので,食品(主に肉等)は中心部まで十分に加熱(75℃以上で1分間以上)して,しっかり火を通しましょう!
  • 生野菜については,流水で十分に洗ってから食べましょう。
  • せっけんでよく手を洗い,まな板・包丁などは熱湯や塩素系漂白剤で消毒しましょう!

 ☆ 感染者の便により汚染した手指等からの二次感染にも注意が必要です。
   手洗いの徹底や便が付着した衣類などは塩素系漂白剤に浸してから洗濯
   しましょう。