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坂出市立病院 > リウマチ外来

リウマチ外来

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年4月21日更新

診療日 

毎月第1・第3金曜日午後(予約制です)

診察医

田村知雄 [非常勤]

日本整形外科学会専門医

日本リウマチ学会指導医 

 関節リウマチについて

 関節リウマチとは、関節特異的に炎症を起こし、関節内の軟骨や骨を破壊し変形をきたす疾患です。一度変形を生じると元の状態に治すことは不可能で、骨軟骨破壊のため日常生活に悪影響を及ぼします。そのため、早期発見が大切であり、例えば何週間も多くの関節が痛んだり、腫れたり、朝方手がこわばる等の症状を感じたら、早期に整形外科受診をお勧めします

 関節リウマチの薬剤での治療は、罹患関節をこれ以上の破壊を進行させない、また新たに他関節を破壊させない事が目標です。過去には治療薬の数が限られていましたが、現在は免疫抑制剤、生物学的製剤、生化学的製剤の登場によって治療方法の選択肢が広がっています。しかしながら、患者ごとに薬剤の選択は異なっておりますので専門医にご相談ください。薬剤により、ほぼ寛解(ほぼ関節リウマチが抑えられている状態)になる症例も多数認められ始めました。関節リウマチ患者さんにとって、朗報と考えられます。しかしながら、痛んでしまった関節に対して装具、リハビリ、手術が適応となります。新しい薬剤が使用でき始め、関節リウマチ専門医のうち、内科系の医師が増えていますが、やはり、関節機能の問題に対しては整形外科の研修を積んだリウマチ医が指導性を持って加療すべきものと考えております。


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