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坂出市立病院 > 循環器内科

循環器内科

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年5月16日更新

坂出市立病院循環器科では、心血管疾患にてお悩みの患者さんの加療を広く受け入れております。

対象とする疾患 

 急性心筋梗塞・狭心症・心不全・心臓弁膜症・拡張型心筋症・肥大型心筋症・心内膜炎・不整脈・閉塞性動脈硬化症・肺塞栓など

急性心筋梗塞、狭心症

 坂出市立病院は、平成9年に坂出市内では初めて心臓カテ-テル検査を開始しました。以来、急性心筋梗塞、狭心症の患者さんの診療を継続しており、現在までに約5,000人の患者さんに検査を行っております。
 現在では、年間300例のカテーテル検査を行っており、80例の冠動脈形成術、ステント留置術を行っております。特に急性冠症候群(急性心筋梗塞・不安定狭心症)の患者さんに対しては24時間体制での受入をしています。IABPやPCPSの様な心肺補助装置を備えており、心肺停止患者さんに対する低体温療法も行っております。

カテ件数cateIABP

心不全

 心筋梗塞の他、心臓弁膜症、心筋症などによって心不全を起こされた患者さんの入院・外来での加療に力を入れております。24時間にわたる心電図、血圧、不整脈の管理や人工呼吸が必要な患者さんは集中治療室で管理し、心臓リハビリテーションも急性期から行っております。治療後には早期に退院、社会復帰ができるような生活習慣も含めた治療を心がけています。

不整脈

 急な不整脈発作にて加療が必要な方も多く来院されます。急な不整脈発作に対するお薬による治療、電気的な治療、ペースメーカーの植え込みなどにも対応しております。当院では一時的なペースメーカー留置も含めると年間に20名程度の患者さんへのペースメーカー植え込みを行っております。現在、植え込み後の患者さん100名以上の定期治療も継続しております。

ペースメーカー

 閉塞性動脈硬化症、下肢の静脈血栓・肺塞栓(エコノミークラス症候群)

 心臓同様に下肢の血管に起こった動脈硬化のために、歩行時の下肢の傷みがおこることがあります。このような症例に対する下肢の血管形成術、ステント留置術も行っています。
 また、エコノミークラス症候群に代表される、下肢の静脈血栓・肺塞栓にたいする薬剤的治療、下大静脈フィルターの留置も行います。

 検査

 心臓に関する専門的な検査は多くあります。当院では心電図、24時間心電図、運動負荷心電図、加算平均心電図、心エコー、下肢の血流の検査(ABIや脈波)、冠動脈CT、大動脈CT、心臓カテ-テル検査など、いずれにも対応しております。

トレッドミル心電図CT

心臓リハビリテーション 

 入院患者さんが退院した後も出来るだけ活動的に生活できるように急性期からのリハビリテーションを行っております。必要があれば外来でのリハビリテーションにも対応していきます。

心肺蘇生講習会

 心疾患の患者さんは、不幸にして急に心臓が止まることが起こります。その際に初期の治療つまり心肺蘇生法やAEDの使用などがしっかり行えると、心臓が再度動き出すだけではなく、合併症無く退院することが出来ます。
 当院では心肺蘇生の講習会を、一般市民向け、医療従事者向けに定期的に行っております。
 受講を希望される方がおられましたら、循環器内科吉川までご連絡下さい。一般市民の方では、特に心疾患のご家族を持たれる方に受講をお勧めします。
 以下のページもご参考になさって下さい。

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