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坂出市立病院 > アレルギー

アレルギー

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年3月1日更新

アレルギーについて

 当院小児科では、気管支喘息やアトピー性皮膚炎などの小児アレルギー疾患の治療を行っております。
特に小児ぜんそく患者は、世界的に増加傾向で、国内の期間有症率は10%前後とされています。重症化、慢性化を避けるには早期の治療が重要なのですが、特に幼い子どもは診断や治療効果の判定が難しいという課題があります。
症状が治まっているようにみえても、気道にアレルギーの炎症が残存していると、治療中止できても再発する恐れも多いです。
 当院では、気道炎症の有無を判定するため、呼気中の一酸化窒素濃度を測定する機器を導入しています。濃度が高ければ炎症が起きている証拠であり、早期診断と治療の状況を客観的に見極めることができると言われております。薬の量を減らす、治療を中止するなどの判定のほか、再発の予測にも有効です。
 また、細い末梢気道の呼吸抵抗を測定する装置もあり、30秒ほど安静に呼吸できれば測定可能です。こうした検査を組み合わせることで、診断の精度はより高まります。
 ただし、これらの検査には時間がかかりますので、予約が必要です。
                   

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