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防災ひとくちメモ 『第22回 一日前プロジェクト』

コスモス
印刷用ページを表示する 掲載日:2014年2月10日更新

 坂出市では,隔週の水曜日お昼12時7分頃から,FM-SUN(76.1MHz)で「防災ひとくちメモ」を放送しています。「防災」というと難しく構えてしまいますが,少し肩の力を抜いて,気軽に防災を考えていきましょう♪ というコンセプトのコーナーです。(同日19時7分頃から再放送)

 いざという時に役に立つのは,日常の延長線上にあるものです。もしもの時に役立つ防災知識,気楽に行える防災の知恵,そして地震や台風などの話をさせてもらいますので,少しの時間だけ耳をかしてくださいね。

第22回 『一日前プロジェクト』 平成26年2月5日放送

 

一日前プロジェクトについて

一日前プロジェクトって?

 地震や風水害などを経験された方に『災害の一日前に戻れるとしたら,あなたは何をしますか?』と問いかけをして,その経験談を掲載しているものです。

災害時にどうしたらいいのか分からない

 この一日前プロジェクトの経験談から,災害時にどういった状況になるのか等をイメージすることができます。
 災害を経験された方のお話から,同じような失敗を繰り返さないためにも,こうした体験談から学んでおくといいですね。

 参考:内閣府 一日前プロジェクト

 

お財布,保険証,おくすり手帳…いつものバックが助けに(体験談1)

 地震が起きたとき,すぐに「逃げなければ」と思いました。避難場所は指定されていたので迷いませんでした。それでも,避難するとき私が持っていたのは,いつも使っている小さなバッグだけでした。家を飛び出すときに,なぜか「そうだ!免許証!」とだけはひらめいて,このバッグと一緒にあわてて持ち出したのですが,ほかのことは何一つ考えられませんでした。本当に着の身着のまま,夢中だったのです。

 避難後,家はまるごと津波に流されてしまいましたから,手元にはこのバッグ以外残りませんでした。ただ,この中にお財布,保険証,診察券,おくすり手帳などが入れっぱなしになっていたのが幸いでした。薬自体は持ち出せませんでしたが,後から病院に行って,処方してもらうことができました。保険証や免許証は身分証明書代わりにもなり,後々本当に役に立ちました。大事なものはひとまとめにしておくと,いざというときにさっと持ち出せると思います。

 欲を言えば,お財布の中にもう少し多めに現金を入れておけばよかったかも。ただし,いったん逃げたら,お金をとりに家に戻ったりしては絶対にいけません。それで亡くなった人がたくさんいるのですから。

参考:内閣府 一日前プロジェクトより

 

女性パワーで活気ある避難生活(体験談2)

 避難所運営は男性ばかりで行うことが多いと聞きますが,男性は仕事を持っている人が多く,昼間はいません。ところが支援物資が届いたり,ボランティアの人たちが来たりするのは昼間が圧倒的に多い。そこで,早くから女性の活用を心がけました。自治会女性部を発足させて節度ある集団生活を目指したのです。女性部のメンバーは3名。私から頼み込んで役員になっていただき,昼間の活動をサポートしていただきました。女性の細やかな心配りで避難所運営はとてもうまくいきました。

 自治体女性部の活躍は,仮設住宅に移ってからも続いています。すっかりまとまりができたため,何かしようと声をかければ必要なくらいのメンバーがすぐに集まる。人が集まるから活動も活発化します。

 ニワトリを飼って卵を収穫して幼稚園や小学校にプレゼントしたりもしています。2012年秋にはいちごのハウス栽培も始めました。いちご農家の人々を指導者に,ハウスを作り、苗を植えました。ハウス設置に関する役所への申請なども女性部が仕切ってくれました。収穫できた暁には,お世話になった周辺地域の人々にプレゼントしたいと思います。これからも女性のパワーが頼りです。

参考:内閣府 一日前プロジェクトより

 

生のカップラーメンで空腹を満たす(体験談3)

 道をはさんだ向かいの家の車庫のシャッターに絵がかいてあるんです。もう真夜中過ぎだったけど,「あの絵が隠れたら終わりだな」と言いながら,みんなで2階の窓から見ていました。一定の線までいっても増えなくなって,ここにいれば何とかなるかもと思いました。

 うちはほんとに何の備えもなかったから,食パン4枚とアーモンドチョコ1箱しかなかったんですね。あと,運動しているから,スポーツドリンクの1.5リットルのペットボトルが3本ぐらいありました。

 とりあえず食パン2枚を4人で分けて食べたけど,おなか減るわけですよね,子供は。で,「このチョコは,今日は1人1粒ずつよ」とか言って食べていて,水があんまり増えてないということになったら,やっぱり子供だから,「おなか減った」って言いだすんですよ。しかたないから,チョコを全部あげましたけれど,お腹がいっぱいになるはずもなく,「カップラーメンを食べていい?」と聞かれて「いいよ」って。普通なら,消化が悪いからだめよというところだけど,お湯のないカップラーメンを食べさせました。

参考:内閣府 一日前プロジェクトより

 

一日前プロジェクトで話し合ってみました

防災ズッキーナ

 東日本大震災の際に医療関係者が困ったことを題材にして,話し合ってみました。映像や写真,体験談をもとに話し合ってもらうだけでも,イメージとして持ちやすくなるのかと思います。

 なかなかイメージをもちにくいものでも,こうした体験談から学んでおくことは大切ですね。

 

リクエストお待ちしています。

 危機監理室では,次はこんな話が聞きたいなぁ,わたしはこんな防災対策をしているよ,などなど皆さまからの感想やご意見をお待ちしております。
 宛先は,E-mail kikikanri@city.sakaide.lg.jp まで。

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