ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 分類でさがす > 安全安心・まちづくり > 防災 > 防災一口メモ > 防災ひとくちメモ > 防災ひとくちメモ 『第17回 江尻保育所 避難・引き渡し訓練』

防災ひとくちメモ 『第17回 江尻保育所 避難・引き渡し訓練』

コスモス
印刷用ページを表示する 掲載日:2013年11月25日更新

 坂出市では,隔週の水曜日お昼12時7分頃から,FM-SUN(76.1MHz)で「防災ひとくちメモ」を放送しています。「防災」というと難しく構えてしまいますが,少し肩の力を抜いて,気軽に防災を考えていきましょう♪ というコンセプトのコーナーです。(同日19時7分頃から再放送)

 いざという時に役に立つのは,日常の延長線上にあるものです。もしもの時に役立つ防災知識,気楽に行える防災の知恵,そして地震や台風などの話をさせてもらいますので,少しの時間だけ耳をかしてくださいね。

第17回 『江尻保育所 避難・引き渡し訓練』 平成25年11月20日放送

 

江尻保育所の避難訓練・引き渡し訓練について

 今回は,江尻保育所長 入江さん,保護者会会長 南条さんにお話を伺いました。

なぜ避難訓練・引き渡し訓練をやろうと思ったのか?

 江尻保育所は土地の低いところにあり,台風で大雨が続いたとき,あっという間に浸水した経験があります。そして3.11(東日本大震災)を経験して,津波が来た時にどうすれば子どもたちの命を守れるだろうかと考え始めました。

訓練の準備段階で苦労したことは?

 一番分からなかったのは,どこに避難したら一番安全かということです。
 子どもたちの足ですので避難できる距離も限られている。また江尻保育所の前の道が狭いので,広い道のところに出たいとか,電線のあるところはダメかなとか,急な坂道はダメかなとか,避難先を決めかねていました。

頭の中で考えていたのと,実際に歩いてみての違いは?

 頭の中で考えていたものとはまったく違いました。
 江尻保育所辺りのことなので,私たちの方がよく知っているだろうというのが心の片隅にあったのですが,実際に歩いてみると,毎日通っているはずのところなのに知らなかったことがたくさんあり驚きました。

 

子どもたちと実際に避難場所まで歩いてみて

 子どもたちは本当に賢くて,思っていた以上に頑張ってくれました。大人の真剣さも子どもたちに伝わったのかもしれませんが,避難場所(金山小学校 約1.5km)まで35分ほどで歩いていけたので驚きでした。

50人以上の子どもたちを職員だけで避難させるのは大変では?

 職員の覚悟としては,もしもの際には職員だけで子どもたちを避難させなくてはいけないと思っていたのですが,訓練当日は近所の方とか婦人会の方,防災士が来てくださって「地域の子どもたちは私たちが守るよ」と言ってくださったのが,とってもありがたかったです。

 訓練をやってみなかったら地域の方の気持ちも伝わって来なかっただろうし,そういう意味でも今回の訓練を実施してよかったと思いました。

 

引き渡し訓練はどのように行われたの?

 避難場所(金山小学校)を知らない方,実際に子どもたちが歩くところを保護者の方にも知っていただくのも大切だと思い,保護者の方にも子どもたちの出発から30分遅らせて避難場所まで歩いてもらうこととしました。
 その際に,危機監理室の方から危険個所等の説明をしてもらい,保護者の方も大変参考になったとの声を聞いています。

歩いてみていかがでしたか?

 やっぱり歩いてみないと分からないことがある,いい経験をしたなとお母さん方とお話しました。

避難訓練と聞いたときはどうでしたか?

 まったく想像ができなかった。
 子どもが助かって自分にもしものことがあったら,逆に子どもが亡くなって自分が助かったらどう生きていったらいいのだろうか。どの観点からどう考えていいのか分からなかったけれど,訓練に参加することで自分の中で何かヒントが芽生えてくるのではないかと考えました。

訓練に対する家族の会話は

 小さな揺れでも主人は子どもを抱いて「外にでるぞぉ」と夜中とか関係なく言うんですが,私は寝ているんです。今回の訓練を通じて,それではダメだなってのがよく分かって,家族で話をすると子どもは「僕は保育所で訓練をしている。お母さんもちゃんとしないといかん」と叱られました。

 

訓練を通しての新たな課題

 避難場所は1箇所に固定してはいけない,いろんな選択肢があった方がいい。
 今度は違う場所に,どういう方法で避難するということを考えて,繰り返し訓練を実施していきたい。

他の保育所でも訓練を

防災ズッキーナ

 保護者の方は何かあれば子どもたちを迎えに行こうとすると思いますが,3.11ではそれで亡くなられた方もいらっしゃる。子どもたちだけでなく,保護者の方の命も守るためにどうすればいいのかという訓練をいろいろな保育所でやっていければいいなと思います。

 

リクエストお待ちしています。

 危機監理室では,次はこんな話が聞きたいなぁ,わたしはこんな防災対策をしているよ,などなど皆さまからの感想やご意見をお待ちしております。
 宛先は,E-mail kikikanri@city.sakaide.lg.jp まで。

防災ひとくちメモ

 バックナンバー 一覧