海抜表示「海抜知~る」
海抜表示『海抜知ーる』
地震津波発生時の避難に役立ててもらうものため,県道に海抜表示「海抜知~る」を設置しています。
設置場所は,海抜が5m未満の県道の標識柱など強度が高く人目に付きやすい場所で,おおむね1km間隔で設置しています。
「海抜知~る」は津波から避難する時の目印になるのはもちろん,平常時から身近な地域の海抜を知っておく目安となります。津波が発生した場合,津波高の測定など被災後の迅速な被害状況の把握にもつながります。
いざという時に的確な判断で避難できるよう,近くの「海抜知~る」をチェックしてみましょう。
『海抜知~る』の効果
平常時
「海抜知~る」と見比べる事で,道路やその周辺の海抜高を知ることができます。
津波発生時
津波避難時,刻々と変化するラジオ等の情報を参考に,個々の避難者が避難する場合の参考として活用いただけます。
被災後
津波高など,被災状況の把握が可能となります。
海抜について
海面の高さは,月の満ち欠けにより干満の差があります。そのため,干潮と満潮の平均の海面(東京湾平均海面)を基準として,海抜を表示することとなっています。
「海抜知~る」も,この東京湾平均海面からの高さを表示しています。黄色の帯状のシールの上端が5m,その上下に1m間隔で,丸いシールを貼っていますので,その場所のおおよその海抜を確認できます。
津波高(津波水位)は海抜表示
香川県が平成25年3月31日に地震・津波被害想定(第一次公表)で発表した津波の高さは,満潮の時に津波の最大波が到達した場合に,海面が海抜何mの所まで持ち上がるかという値(津波水位)です。
坂出市の場合,もっとも高い津波水位は海抜2.8mと推計されています。
なお,気象庁が津波警報などで発表する津波高は,現在の海面からいくら上がるかという値です。ややこしいですが,間違わないでください。