白峯寺・白峯御陵(しろみねじ・しろみねごりょう)
五色台は,哀しい歴史を秘めた地です。五色台連峰の西側を占めている白峰山は,保元の乱に敗れ,讃岐の地に流された崇徳上皇が悲運の生涯を閉じ,荼毘に付されたところで今もなお,上皇ゆかりの史跡や逸話が数多く残されています。
崇徳上皇ゆかりの白峯寺
白峰山の山頂にある真言宗の寺で,四国八十八ヶ所霊場第81番札所。
綾松山洞林院と号し,弘仁6年(815 年)弘法大師(空海)が,白峰山中に如意宝珠を埋め,衆生済度を誓願してこれが開基とされている。
境内は,うっそうと茂りあう老松・古杉が,いかにも霊場らしい厳粛な雰囲気をかもし出している。境内入口の七棟門は,高麗門形式の七つの棟をもつ珍しい塀重門で,享保
3年(1718年)の再建。ここには,本堂,大師堂,薬師堂のほかに,県の指定文化財になっている古い石塔類も多く,山寺らしい素朴なたたずまいをみせている。
白峯御陵
長寛2年(1164年)坂出市府中で崩御された崇徳上皇は,ここで荼毘に付され,寺の裏山に葬られたと伝えられる(白峯御陵)。 鎌倉時代の初め,源頼朝が上皇の冥福を祈って万基の石塔を奉納したという寺伝がある。
関西(京都・奈良・滋賀・大阪・兵庫)以外の天皇陵は,東京都,山口,香川だけにしかなく,大変貴重な御陵である。
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十三重の塔
県道鴨川(停)・五色台線から白峯寺へ入る途中に,コケのついた石造十三重塔が二基建っている。これは共に,崇徳上皇の供養塔で,国指定の重要文化財になっている。
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